名古屋第1支部合同例会(2月17日)
1/4の奇跡 〜本当のことだから
入江 富美子氏 映画監督

映画制作のきっかけを語る入江氏

資質を高めよう

今年の名古屋第1支部合同例会は、「人としての資質を高めよう」をテーマに、ドキュメンタリー映画の鑑賞と撮影した映画監督の講演会が行われ、当日は181名が参加しました。

映画の内容は、養護学校の先生が子供たちの素晴しい力を信じながら触れ合い、体験したことを語るというもの。すべてのものは必要があって存在すること。みんなが違っていて良いこと。そして、一人一人が大切でかけがえのない「いのち」であることなどが描かれており、参加者にとっては「経営者である前に一人の人としての資質を高めること」を突きつけられる内容でした。

「感謝の量」を増やす

その後の講演では、入江監督がこの映画を作る過程や理由を語りました。会社経営や結婚、出産と様々な経験をしつつも、いつも自信がない自分。そんな時、何にでも感謝して生きている姉を見て「ありのままを受け入れて生きよう」と思ったそうです。

しかし自分には何もできないので「感謝の量を増やせる人」の映画を撮ることを決意したそうです。そうして自分の使命を持つことのすばらしさを述べました。

グループ討論では「あなたは人を生かす経営者になる為に具体的に何をしますか」というテーマに、参加者は戸惑いながらも真剣に討論を交わしていました。

映画の内容やテーマの重さに「難しい」という声もありましたが、同友会の「共育ち」や「労使見解」に近く、通常の例会とは違う切り口で、さまざまな視点の学びが得られる例会となりました。