名古屋ブロック政策担当会議(9月6日)
名古屋市の中小企業支援施策を学ぶ

名古屋市市民経済局より今後の施策を学ぶ

中小企業振興施策の3つの柱

名古屋ブロックでは政策担当会議を開催し、中小企業憲章の運動推進、政策学習などを行っています。

今年は今後の条例推進に向け、名古屋市の施策やまちづくりを学ぶことを方針に掲げ活動しています。

9月の会議では名古屋市市民経済局の方におこし頂き、名古屋市の中小企業支援施策の学習会を開催。中小企業振興施策として3つの柱で取り組まれていることが説明されました。

まず第1に産業振興と雇用対策を柱に、中小企業対策として820億円を予算化し融資施策が行われています。

第2に経営全般に関わる相談窓口として「中小企業振興センター」を設置。融資相談、各種セミナーの開催、経営情報の発信を行っています。

第3に独自の工業研究所を持ち、技術相談、依頼試験、受託研究・提案公募型研究開発などを推進しています。

パブリックコメントを実施

また次世代自動車、航空宇宙など「重点振興産業」、ロボット等の「サポート技術」、文化、観光など「都市型産業」の地域産業の育成、集積と就労支援の推進を柱に掲げた計画が立案され、この計画について12月中旬よりパブリックコメントが実施されます。

後半は会員企業の経営実態、産業振興計画への要望について意見交換。産業振興の視点にたった規制の見直し、名古屋市の観光推進施策の充実、現在の支援施策のアピール、新たな仕事づくりなど、更なる施策の充実について話し合われました。

最後に「お互いに情報、知恵を出し合って、名古屋市の活性化、中小企業振興に取り組んでまいります」と懇談のお礼を述べ、今後も様々なテーマで懇談を行っていくことを確認し閉会しました。