どうゆうき

▼秋が深まるなか、10月27・28日と山口県で全国の広報・情報に関わる方が集まる全国広報・情報化交流会が開催されました。地方で開催される全国会合に行くといつも思うのですが、「愛知は恵まれているな」と感じます。地方の同友会は会員数が少ないということもありますが、山口同友会での例会に参加するための移動距離の長さに驚かされました。都市部に住んでいると何でも近くにあり便利ですが、地方は車がないと生活ができないことに気がつきます

 

▼愛知同友会は他同友会と何が違うのか。ひとつに「あいどる」というITシステムが発達している点です。これは行事案内や出欠登録はもとより、アンケート機能があり、諸会合のデーターベース化が進み、私達会員が自分の手で情報を更新できます。これを私達は当たり前だと思っていますが、他県では会合の案内はまだFAXでやっている段階です

 

▼昔は伝達手段は手紙でした。現在ではITを使いタイムリーに情報が伝わります。私達経営者に必要なのは、時代の流れを読む力であり、そのためにもITを使いこなすのは経営者としての絶対条件です

 

▼最近、尖閣諸島での中国漁船と海上保安庁船の衝突事故があり、思ったのは、個人が全世界に情報を発信できる時代になったということです。それなのにメールアドレスもホームページもない会社がある。携帯端末の発達はさらに早くなり、いつでも、どこで、どんな人にも、情報がより早く発信できるようになるのです。情報技術の発達にあわせて進化していかないと、時代に取り残されてしまうと思います。

 

広報部長 宇佐見 孝