報道部 (11月19日)
名古屋経済部長会との懇談会

〜中小企業観を変える時代に

 

 

今回で6回目になる、各マスコミの経済部長で構成される「名古屋経済部長会(名経会)」との懇談会が開催され、名経会から9名が、愛知同友会から山本会長、加藤副代表理事など10名が参加しました。

愛知同友会から、中小企業をめぐる状況として「自動車産業の今後」をテーマに、加藤副代表理事が報告しました。

国内生産で対応する

円高など報道機関の視点は短期での見方であり、地球規模の長期の視点が必要な事。厳しい中でも、独自の取り組みを進める会社や、取り扱う部品によって、業績をあげている会社もあるといいます。

そして、地域の雇用と経済を守るため、大企業が海外生産にシフトしても、国内生産で対応する事を模索していることを紹介。一般報道とは違った指摘にマスコミ各社は驚いた様子でした。

閣議決定された中小企業憲章の内容の説明では、単純に価格競争をしていたら国内の産業はなくなってしまうこと。行政も家庭も中小企業の見方を変えないと国が成り立たない時代にさしかかったことを指摘しました。