どうゆうき

▼リーマンショックからようやく立ち直りかけた矢先に大震災に見舞われ、日本の経済は大打撃を受けました。この被害状況はテレビ映像などから毎日伝えられていますが、私達が知りたい経済への影響の全貌が見えてくるのはまだ先になりそうです。災害復興、原発対策は最優先の仕事です。それと同時に、私達中小企業に及ぶ影響や必要となる対策を見極めることが、今後の会社を維持発展させるための鍵となります。そのため、今後は情報の時間差をどう埋めるかが大切になってきます

 

▼同友会には全国4万名以上の会員とそのネットワークがあります。同友会に参加する事により様々な業種の最新情報を得る事ができ、どう対処するかのヒントを何処よりも早く知る事ができます。会活動に参加して情報交換をするたび、現状と今後の方向性を知る事ができ、改めて同友会の価値が分かります

 

▼これから夏に向けて電力不足に陥る事も想定されており、経営者は常にアンテナを上げ新しい情報をキャッチしないと経営の判断が遅れてしまいます。同友会の価値を上げるためにも前向きな経営者を多く誘い、そこで学ぶ私達もさらに強くならなければなりません

 

▼愛知には約10万社の企業があります。そのたった5%(5千名)を会員に持つことが今の目標です。日本企業の99%は中小企業です。持続可能な社会になるためにも、中小企業の経営者が元気でなくてはなりません。今後の日本経済の良し悪しは、こうしたチャレンジ精神に富み、時代の要請にこたえる経営をしていく同友会会員にかかっています。

 

増強委員長 森 健次