報道部(2月29日)
NHK報道部との懇談会

中小企業の事は同友会へ

NHKの報道部長や記者の方々と懇談する

最前線の情報交換

報道部主催でNHK名古屋放送局の報道部関係者との懇談会が開催されました。同友会側からは加藤副代表理事や村上報道部長を含め8名が、NHK側からは清水報道部長や二口副部長を始め4名が参加しました。

情報交換では東日本大震災からの1年の振り返り、NHK報道番組に期待すること、中小企業から見た今後の愛知県経済について話し合われました。

ポスト震災の話では、建設業では被災地に職人が集められ地元で人手不足の傾向があることや、人材を求める中小企業は多いにも関わらず雇用のミスマッチが起きてその動向が悪くなっていることが交流されました。

震災復興は中小企業が

また震災復興にフットワークの軽い中小企業であれば対応できる可能性として、現地を見る限り、異業種からの生産ラインの技術転用ができ、生産効率の向上ができる事例が話し合われました。

意見交換の中で、震災復興に果たす中小企業の役割等にも触れ、被災地で働く場がなくなる事は雇用がなくなり人がそこで暮らせなくなること。毛細血管のように地方の隅々まで人が持続的に生活を続けるためには、中小企業の頑張りが大きな力になる現地の声を紹介しました。

その他、マスコミの方に高い評価を頂いている、迅速なアンケート収集の能力や分析力もあわせてお知らせしました。

同友会は他のいかなる団体にも依存せず、すべての運営を会費のみで賄い自立しています。そしてあらゆる政党や行政とも等しく接し、しがらみがないため、本当の中小企業の生の声を届けることができるのです。これからも「中小企業のことはまず同友会に聞こう」とあてにされる役割を目指し、継続的に情報発信をしていきます。