労務労働委員会−人間尊重経営塾(5月19日)
経営者の姿勢を問う

人となりを踏まえ 深く話し合う

労務労働委員会主催で人間尊重経営塾が行われ、8名が参加しました。この塾は今期で5年目の開催となり、委員会メンバー以外の方にも継続的に参加していただけるようになりました。

この人間尊重経営塾は「答え」を誰かから教わる場でなく、じっくりと討論をする中で、自ら考え気づく場としています。今回は参加者それぞれが事前に用意した企業変革支援プログラムの診断結果と課題シートを用いて、「労使見解」の視点で徹底討論を行いました。

まず、報告者の育ってきた環境や生い立ちから現在の考え方の形成、また起業や後継に至ったきっかけを聞きました。人となりを理解したうえでの討議をすることで、いつもよりさらに深い話し合いへと繋がりました。

経営者の姿勢を問う3つの問いかけ

中小企業を取り巻く経営環境はますます厳しくなる中、「経営者としての姿勢」を問う(1)会社は一体誰のものなのか、(2)腹をくくり、どこをゴールにするのか、(3)業務、役割以外で社員とお互いを高め合う存在であるかの3点の問いかけがなされ、「労使見解」を一人ひとりがどのように捉え、どう実践しているのかを改めて確認する機会となりました。

参加者からは、こんな想いで社員と向き合っている、また、こういった使命感を持って社員と共に取り組んでいるといった熱い想いが語られ、盛り上がる討論となりました。

次回の人間尊重経営塾は8月に開催予定です。興味がある方は、事務局までお問い合わせください。