産業政策、金融政策に 中小企業の現場の声を

〜中部経済産業局長、東海財務局長と意見交換

昨年12月26日に行われた意見交換会(中部経済産業局にて)

申し入れに応えて

愛知同友会の対外活動の一環として、昨年12月26日に中部経済産業局の紀村英俊局長を始め各部長の皆さんとの懇談会が中部経済産業局の会議室で行われました。

また今年1月8日には東海財務局との懇談会が同友会会議室で開催され、乙部辰良局長などが参加しました。

これら2つの懇談会は、中部経済産業局、東海財務局がそれぞれ中小企業の現状を産業政策から見た側面や、金融政策のあり方から把握し、今後の中小企業政策に活かすことを目的に、当会に申し入れがあったもので、愛知同友会としても初めての会合となりました。

今後も継続して

中部経済産業局との懇談会では、愛知同友会の取り組みや中小企業経営の現場の声を伝えるとともに、中部地域八カ岳構造創出戦略や今後の国の産業政策に関する意見交換が行われました。また当会参加者からは「2013年度に向けた愛知県への政策提言」や、各業界ごとの現状や課題などが語られました。

一方、東海財務局との懇談会では、中小企業金融の実態や、今年3月末に期限切れを迎える中小企業金融円滑化法以後の金融情勢についての意見交換が行われました。今回の懇談会では、国の出先機関のトップの皆さんに中小企業の現場の声を直接伝えることができた点に大きな成果がありました。

また、双方とも、今後も愛知同友会と積極的に関わりを持ちながら、中小企業の経営、ならびに経営環境の改善に向けて協力していく姿勢が確認されました。