どうゆうき

▼この暑い夏に、熱い参議院選挙は終わりました。国民から選ばれた人たちの振る舞いが、国民多数のために役立つように議会運営と日常活動に注がれることを心から期待します

 

▼さて、私の心はこれからの時代に向かっています。1票の格差の是正のため衆議院小選挙区の区割りを「0増5減」にするようですが、格差が2倍以内なら良いというものでしかありません。国民の1票1票が平等に反映される議会制民主主義を実現するため、誰もが納得できる変革が必要だと感じます

 

▼また政党助成金の存在も気になります。これは企業・団体献金を制限する名目で導入されたもので、政党の中には政党助成金の受取りを拒否する所もあるようですが、私たちの税金が、政党の支持に関わらず何百億円も配布されるのは、いかがなものかと思います。また、使途にも制限がなくては納得しかねます

 

▼愛知同友会の場合は、自前の会費だけで運営をし続けています。51年前に34名でスタートして、先月の7月1日には会勢が3345名までに成長を遂げています。そして今日まで変わらぬ自主運営の民主的な集まりなのです。これまで同友会は常に新しい課題に取り組んできました。同友会運動の目指すものは「人類の永遠の存続と繁栄」に貢献することです。自主・民主・連帯の結合体だからこそ、これらが実現可能だったのだと思います。

 

名誉会員  幸村 隆夫