名古屋経済部長会との懇談会(11月26日)
中小企業から見た県経済

同友会の3つの目的を説明する山田副会長

9回目となる懇談会

各マスコミの経済部長で構成される「名古屋経済部長会(名経会)」との懇談会が開催され、名経会から8名、愛知同友会から山田博比古副会長、加藤明彦代表理事ら10名が参加しました。2005年から始まった懇談会は、今回で9回目を迎えます。

まず山田副会長より、同友会は会員の経営者が経営努力を積み重ね、3つの目的(良い会社、良い経営者、良い経営環境)の実現を目指していることが紹介され、マスコミでも取り上げていただきたいと挨拶を行いました。その後、太田厚経営環境調査委員長より最新の景況調査が報告され、各業界の情報交換が行われました。

消費税増税が目前に迫る中、食品スーパーを経営する山田副会長、食品原材料卸業の浅井章博情報部長は増税へ向けた対策を報告し、円安や天候不順による仕入れ値の高騰で、利益が圧迫されていると話しました。

また、建設業では、建設費の高騰や職人不足によって仕事が進まないことが報告されました。

最後に、マスコミと愛知同友会が共同で行うアンケートの紹介があり、宇佐見孝報道部長は「同友会は異業種の経営者が集まり、様々な情報があるので、中小企業の立ち位置と経営環境を良くするためにも、今後も共に協力していきましょう」と締めくくりました。