観光部会準備会(6月18日)
ブレない経営で連携 〜生産者と経営者とが交流

地元で採れた自慢の農産物をPRする農業生産者

求められるもの

観光部会準備会がこだわりの農畜産物を通じて地域経済や観光を活性化しようと、農業生産者と飲食経営者との意見交換会を行いました。これは初めての取り組みで、地元の農業生産者が17名、宿泊・飲食業者は40名が集まりました。

まず、杉浦三代枝会長から観光部会準備会への期待を込めた挨拶がありました。部会長を務めるまるはの坂野豊和氏からは、知多半島の飲食店・宿泊業者が抱える現状と、外部環境や時代の変化と共に、何がお客様から求められるのか、ブレない経営を行うにはどうするかが報告され、その延長線上にある同友会の会員同士の強みを生かした協業の実例が紹介されました。

より良い関係構築

後半は、展示ブースでの試食や参加農家の生産物を使った料理での会食で交流が行われました。また、農業生産者が地元で採れた自慢の農産物を思い思いに持ち寄り、参加者に特長や育てた背景をPRしました。

宿泊・飲食業者側からは、生産者から生産過程を直接聞くことにより、地元の食材を生かし、地元のこだわりを発信していくことへの使命感が強まったと伝えられました。また、「飲食店経営者から要望を伝えることにより、農業生産者とのより良い関係を築いていけるのでは」との感想も出されました。

今回の交流の場は知多半島が中心でしたが、愛知同友会には多くの農業生産者と宿泊・飲食業者がいます。「様々な地域で交流の場が持てれば可能性がひろがる」との挨拶でのまとめがありました。