インターンシップ受入企業会議(7月4日)
生きがい、働きがいを実感

企業・大学より相互に取り組み事例を紹介

働く意味を伝える

インターンシップ研修の準備がスタートし、企業・大学が相互にインターンシップの目的を確認する受入企業会議が開催されました。

まず産学連携担当理事の加藤輝美氏より、「同友会のインターンシップは生きがい、働きがい、中小企業の魅力を実感してもらうこと。経営者自らが経営理念や働く意味を学生に語ってほしい」と挨拶がありました。

続いて企業・大学より取り組み事例を報告。愛知淑徳大学の下地信也氏からは、事前講義から研修後の報告会まで体系的な取り組みを行っており、参加した学生は、自身の能力、課題の理解、職業理解、社会人として活躍するために必要な力などを学び、研修後の学ぶ姿勢に変化が生まれる等、インターンシップの成果が報告されました。

中小企業は学校

次に協栄産業の大島良和氏から「わが社のインターンシップへの取り組み」をテーマに問題提起がありました。社員が研修生に教えることを通じて自身の仕事の見直しにつながったり、学生からの率直な指摘を会社の改善に生かしている事例を紹介しました。

「中小企業は若い人にとっての学校であり、研修生と自分の子供のように接して、これからの人生を真剣に考える機会にすることが大切」と受入企業側の姿勢についても話しました。

まとめの挨拶では「生きること、働くこと、学ぶことがつながり、社員も学生も共に学べるインターンシップにしよう」と確認し合い、閉会としました。