不公正税制反対決起集会(9月26日)
社員と家族の幸せのために

署名運動の目的を語る豊田氏

中小企業への正しい認識を広めよう

政府税制調査会(以下、政府税調)にて議論されている「中小企業憲章」に反する不公正な課税強化に反対する署名運動の決起集会が開催され、会員・事務局60名が参加しました。

冒頭、推進責任者の加藤代表理事より、自社での署名への関わりの紹介と、今回の署名運動は単なる数集めではなく、私たち中小企業に対する正しい認識を広げる運動であること。中小企業家として豊かな地域づくりに具体的に取り組む運動であることが提起されました。

今回の決起集会では、戸谷隆夫政策委員(税理士)、和田勝政策委員長、木全哲也政策委員が報告者として登壇。2015年税制改正をめぐる情勢とともに、今回の税制改正問題に、愛知同友会は「単に増税になる」から反対ではなく、あくまで「中小企業は経済を牽引する力であり、社会の主役」と謳った「中小企業憲章」に反する税制改正だから反対すること。同友会は経営者自らが学び、自社を変革させることを通じてさまざまな問題を社会に提起し、中小企業家の立場で社会を変える運動に取り組む場であることが報告されました。

最後に豊田副代表理事より、今回の署名運動は「中小企業憲章」の理念を広め、社員とその家族の幸せを実現するための運動であることが改めて提起され、決起集会のまとめとなりました。