労務労働委員会 人間尊重経営塾(8月30日)
自分と真剣に向き合う 〜経営者の責任とは何か

深く掘り下げた討論が行われる人間尊重経営塾

永遠の課題

参加者11名、うち半数が初めての参加のなか人間尊重経営塾が開催されました。今回は、事業継承、社員との信頼関係について意見交流が行われました。

事業継承では、する側とされる側の立場でお互いの考え方を語ります。他社の社長の意見に耳を傾けることで、「社長である父親に向き合いたい」という声や、「先代から受け継いだものに自分らしさを付け加えていきたい」という前向きな発言が出されました。また、若い世代の話を聞き、「事業継承について話し合って想いを伝えていかなければ」と感じた方もいました。

常に課題となる社員との信頼関係については、「社員への期待がプレッシャーになり、それがストレスに変わる瞬間がある」との発言を受け、それぞれが自身を振り返り、経営者として社員とどう向き合うのか、覚悟を改めて持ちました。

自分をさらけ出す

参加者が多くなれば運営が難しい点はありますが、この機会を知らないのはもったいないという思いもあります。それほど、人間尊重経営塾は参加者にとって気づきの多い場なのです。

今年度は「人を生かす学習会」も開催し、さまざまな角度から人の問題について考える機会が増えました。「人を生かす」という言葉は会全体に着実に広がっています。

労務労働委員会では、経営者の責任とは何かを追求し、地区とは違う自分をさらけ出す場として、今後も継続的に人間尊重経営塾を開催していきます。