活動報告

第19期役員研修大学 第8講座(12月17日)

情報を「価値」に変える
~理念の共感・共鳴でファンを増やす

宇佐見 孝氏  宇佐見合板(株)
内輪 博之氏  愛知同友会専務理事

同友会理念の浸透・実現へ

「同友会のファンづくりが対外活動の目的」と内輪氏

第19期役員研修大学・第8講座では、宇佐見孝副代表理事と内輪博之専務理事に報告いただきました。

同友会は、官・学・報・金・中小企業団体など様々な機関と提携しており、中小企業の景況分析や講師派遣など、多岐にわたる対外活動をしています。内輪氏は、同友会の3つの目的の1つである「良い経営環境」をつくるため、会員の声を収集・分析し、中小企業の実態や魅力を発信することで、同友会理念への共鳴・共感によるファンづくりを行うことが対外活動の目的であると説明しました。

また、行政とひもつきがない自主的な組織であることや、毎年純増する会勢によって「中小企業のことなら同友会」という信用となり、外部からの評価をいただくことで会員企業やその家族の誇りや自信につながっていくと報告しました。

情報をいかに価値に変えるか

「伝える力」が重要と語る宇佐見氏

情報を収集・分析し、価値ある情報として発信することを「情報創造」といいます。宇佐見氏からは、同友会の情報創造の歴史をたどりながら、組織の内外に情報を発信・共有することの重要性が伝えられました。

宇佐見氏は、企業経営においても、無限に存在する情報を「価値」に変え、社の内外に「伝える力」が重要であると声を大にします。その上で、同友会で聞くこうした情報を社員と共有し、自社経営に活かせているかと投げかけました。

最後に、何より会員一人ひとりの経営者の資質向上こそ、同友会運動を進める力になると訴え、報告を締めくくりました。