活動報告

広報部会「広報活動は増強に表れる」(7月1日)

想いを共に仲間を増やす

伊藤 信夫氏  (有)伊藤技研

自身にとっての増強の意義を考える

増強活動のあり方

会員増強について正しく地区会員に伝わっていないという意見があり、7月の広報部会では約10年ぶりに「増強」をテーマとして取り上げることとし、前会員増強推進本部長の伊藤信夫氏(伊藤技研・代表取締役)に報告いただきました。

増強目標については、地区で話し合って決めるのが前提で、自主的な数値で目標を定め、みんなで達成するものといいます。また、入会対象者であるゲストについては、それぞれの経営課題を聞き出し、それに沿った例会に誘うなど、自身の取り組みを紹介しました。伊藤氏はこれまで約30人を同友会に紹介してきましたが、前もって課題を聞き、同友会について理解して入会した会員は今でも活動しているといいます。

会員増強は、同友会らしく「自主・民主・連帯」の精神があってこその活動であり、目標は指針、増強は採用・共育という労使見解の精神を会活動で実践することに共通すると感じました。

参加者からは、「今回の話を聞いて、増強活動をポジティブに捉えることができた。増強は会の発展のために必要なだけでなく、自社での採用や自分の成長にも繋がることがわかった」と感想をいただきました。

人は人で磨かれる

会員増強の意義は、「会員は辞書の1ページ」「人は人で磨かれる」ということから良い会社、良い経営者を目指すことに通じています。これは地区内でもよく認識されていることと思います。また、私たちがよく耳にするのは「数は力」という言葉です。会員数が多くなると、行政や他団体からの信頼も大きくなり、私たち中小企業家の声も届きやすくなるのです。良い経営環境を実現していくためには、会員数は重要な指標となります。

増強活動は、まだ会員でない中小企業の経営者に同友会の良さを伝え、理解と納得をしてもらい入会に繋げ、私たちの仲間になってもらうものです。伝えるというのは「伝わる」という結果が伴ってこそ意味があるといえます。その点、広報と増強は共通しているのではないかと思いました。

安藤不動産  安藤 寿