活動報告

共同求人委員会「一人ひとりに輝ける場が」(8月27日)

学校との就職懇談会

「より一層、学生と向き合っていきたい」(鈴木中部学就連会長)

先輩社員5名が報告

共同求人参加企業と学校との就職懇談会が8月27日、開催されました。

まず、中部学生就職連絡協議会連合会会長の鈴木健司氏(日本福祉大学)より、同友会の景況調査を見ると今後は楽観視できないと予測され、より一層一人ひとりの学生に向き合っていきたいと挨拶いただきました。

懇談会前半は、業種・業界を解説する「共同求人PR動画」を視聴した後、会員企業で働く入社2~4年目の先輩社員5名が報告しました。納得のいく就職活動をしたからこそ日々の仕事も頑張れることや、中小企業だからこそ一人ひとりに輝ける場が用意されており、誰にでも出番があることなどが語られました。

一人ひとりを育てる

後半では、磯村太郎共同求人委員長よりインターンシップから業界研究までのロードマップが提起されました。

若者の就業観を育むことを目的に、講義・インターンシップ・合同企業説明会の切り口で中小企業の魅力を伝えてきましたが、学生にとっては次のステップが見えづらい状況にありました。同友会が大学と協力し、一気通貫で一人ひとりの学生を育てる視点を持つことが、地域に若者を残していく近道だと語られました。

グループ討論では、学校や社内にとどまらない教育を、どう繋いでいくかが議論されました。学生の中小企業に対する誤った認識を変える取り組みはもちろんのこと、魅力ある企業を目指し、働きやすい労働環境の整備を進めることが重要だと確認しました。

学生には知名度や福利厚生などの制度面を見て就職活動をするのではなく、会社のビジョンで選んでほしいと思います。今後も、いきいきと会員企業で働く先輩社員の姿を通して、今後を担う若者へ中小企業とそこで働く魅力を伝える活動を続けていきます。