活動報告

第6回こどもおしごと体験(10月13日)

身近な中小企業を知る

自動車を使用した作業体験(Fine オートボディー)

就職時の選択肢に

今年で6回目となる「こどもおしごと体験」が、名古屋市千種区の吹上ホールで開催されました。

この行事は、地元の小学生に会員企業の仕事を体験してもらうことで、身近にたくさんある中小企業の存在を知ってもらい、ここで仕事を体験した子供たちが将来就職するときに中小企業を選択肢の1つにしてもらえることを目指して開催しています。第3回からは名古屋市教育委員会の後援を頂いて、名古屋産業振興公社と共催してきました。前回からは名古屋市の後援も頂き、河村たかし市長も開会式にお越しいただいて開催しています。

コピー機の裏ブタを取り外し、分解する(ミキ)

よりリアルな演出を

今年は会員企業80社が71のブースと体験ステージを出展しました。当日は同伴の保護者や未就学児童を含め2177名が来場。午前と午後の部を合わせて1268名の児童が、左官や巻きバネ作り、タイヤの脱着や文字校正など、さまざまな業種の仕事を体験しました。

出展企業の側にも毎年工夫が見られ、大人用さながらの子供用ユニフォームを用意したり、現場で使用する大型の重機を会場に持ちこんだりと、より実際の現場に近い形で仕事の体験ができるようになりました。

若年層の人口減少による人手不足が経営課題に挙げられる現在、体験に参加した子供たちが将来の進路の選択肢として中小企業に興味を持ってくれたら嬉しいことです。子供たちに地元で働く場を提供するためにも、中小企業が永続すること、そして継続して採用できる企業にすることの大切さを改めて実感しました。