愛知中小企業家同友会青年同友会
■はじめに
明治維新以来、戦争やオイルショックを経験しつつも先人の努力によって、日本は誰もが『豊かさ』を享受できる 国になりました。しかし2011 年を迎え、日本は人口の自然減を前提に20 年近く変わらないGDP や円高、大企業の 海外生産シフトなど産業の構造転換、地震や原子力発電所の事故などによる資源エネルギーの問題など、多く人が 将来に不安を抱える国になりました。 こうした厳しい環境の中で、我々中小企業家はどんなビジョンを描いていくべきでしょうか?
青年同友会は昭和37 年(1962 年)34 名で始まった愛知中小企業家同友会の中で昭和45 年(1970 年)に32 名 (全体2 3 4 名)で発足し、以来、多くの次代の変化を乗り越えて2 0 1 1 年2 月現在では県内において 8 1 4 名(全体3200 余名)の会員を擁する規模に成長しました。その間、毎年卒業生を輩出し続け、実に1200 名以 上の会員がこれまで青年同友会に在籍してきました。 また会社経営においても、私たちの先輩経営者はどのような厳しい経営環境に直面しても、大きな志のもと、社業 の成長発展に努め、事業展開や納税・地域雇用によって社会に貢献してきました。 これからもそれに続くべく、我々青年経営者が地域の主役として活躍していかなければなりません。
2020 青同ビジョンは『人間尊重』を基盤に、『中小企業憲章』を踏み出す足に『労使見解』を軸足にした愛知同友会で 作成された『2020 ビジョン大綱』を基に策定しました。 前文で述べた通り、先の見えない混迷の時代に突入し、多くの変革を求められる時代です。 しかしこの大きな変化をチャンスと捉え、一人ひとりが世界を見据えた広い視野を持ち、同友会らしい経営を実践し、 地域に必要とされる企業づくりをめざします。
『地域の未来を担う、自立した次代のリーダーを青年同友会から輩出し続ける』という目的に向かって、私たちの 新しい挑戦が今始まります。
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