地域社会と共に
三河の碧南市・高浜市に新しい地区が誕生

地域の活性化に期待が広がる衣浦臨海工業地帯の東部地域に当たる碧南市・高浜市を中心とした「碧南・高浜地区」が、この3月15日に誕生しました。両市あわせて人口は約10万人、事業所数は5500社で、産業としては味醂・味噌・醤油等の醸造業が盛んで、他に織機や自動車用鋳物、古くから三州瓦の産地としても知られています。新地区誕生は「99同友会ビジョン」に基づき、愛知同友会が4月からの支部再編成に取り組む中で、支部自体では変更のない三河支部で、地域会員の交流と要望実現を討議してきた結果です。ほぼ半年間をかけた準備活動では、例会や研究会、社員教育の要望などにも応えてきました。地元の商店街活性化企画(キラキラ・ウォーク)には会員や家族、社員も参加・協力してきました。
地元の両市長が激励
会員はこの準備期間に12名が入会、36名の発足総会に、三河の各地区や名古屋からのお祝いを含め、80名が参加しました。設立総会では新地区会長・小笠原修氏((株)鍛冶文工業所・社長)をはじめ12名の役員を選出、来賓で出席された永島卓碧南市長、森貞述高浜市長や地元選出の県会議員の皆さんからの祝辞をいただききました。碧南商工会議所の樅山善久会頭も「同友会の会員はほとんど会議所でもお世話になっています。21世紀のまちづくりはサラダボール、いろんな人達が独自性を持って共存する社会、その人たちが交わることで良さを発揮する」と激励。記念講演では愛知学泉大学の大石宣雄教授による「地域とともに歩む中小企業」の講演が行われました。