各支部で「新会員オリエンテーション」を開催
約100名の新会員が参加2月7日〜3月3日

第1支部2月7日
入会者に喜ばれる楽しい増強を追求して〜新会員49名が参加〜
第1支部では2月7日に新会員オリエンテーションを開催し、新井増強委員長の提唱する「入会者に喜んでもらえる楽しい増強」を追求してきた結果として、新会員49名を含め124名が出席。会場は溢れんばかりの熱気に包まれました。まず、福島事務局長からの、「同友会は自ら学ぶ組織で、与えられるものではない」という同友会の説明から始まりました。「今、愛知同友会では21世紀に生き残れる企業を実現するためのビジョンを打ち出し、自社の得意技で攻めることができる自立型企業づくりと、地域社会と共にあゆむ企業づくり、この2点を柱に実践している」との報告が行われました。続いて、西地区の(資)尾張屋本店の鵜飼孝次氏から体験報告が行われました。その後の懇親会は各地区の新会員とオブザーバーの紹介で盛り上がり、「入会宣言」も飛び出し、拍手喝采という一幕もあり、肩が触れ合いそうな中、全員が熱く燃え、フィナーレを飾りました。
同友会で得たものそれは仲間と信用!
鵜飼孝次氏(資)尾張屋本店・社長(西地区)
75年続く老舗の3代目社長としてミクロネシアのトラック島で半年暮らし、やっと父の会社を継ぐ決心をしました。日本に戻り、大阪での3年半の丁稚奉公をして名古屋に戻ったところ、知り合いに誘われ同友会に入会。5年前に地区会長になり、年間テーマを「現状否定」と打ち出したら、総会当日、見事に否定され、新たに「成長への脱皮」としたり、苦い経験もさせてもらいました。京都の青全交で200年も続く老舗の会員さんと大勢おあいし、伝統を守りながらも経営革新している企業だからこそ、100年以上続いていることを学びました。
新しい事業展開に
自社も和装関係の仕事をしてきましたが、このままでは絶対ダメだと思い、会長時代に知り合った会員のバックアップもあり、92年にオーダースーツの店を始めました。今の夢は「栄」に2店舗目を出店することです。自分は同友会に入会していなかったらと思うと……。同友会にとても感謝しています。会で学び、経営理念もつくりました。いろんな情報も入ってきますし、意見も言ってもらえます。この会がなかったら新しい事業も展開できなかったでしょう。会社を潰さずにやってこれたのも、同友会のお陰だと思います。
(記事務局・野副)
第2支部2月25日
「同友会」ってどうゆうかい?
第2支部では新会員17名と会外経営者8名をあわせて53名が参加しました。当日は「同友会に入会して」と題し、2人の会員が報告し、これを受けたグループ討論も充実し、「ぜひ入会したい」とのオブザーバーの決意表明も行われました。以下2人の報告内容を紹介します。

気づきと発見と飛躍の場
金源道氏(株)大開・社長(昭和地区)
3年半前、会社の事情で突然社長に任命され、「社長って一体何をどうすればいいの」と右往左往の状態で同友会に出席。しかし周りは立派な経営者ばかりで、話もできなかった。しかし地区会で「社長とは夢を実現する先頭ランナー」の言葉を聞き、目からウロコが落ちる。いざ「自分の夢は」を考え、悩んだ。経営指針でも理念が難しい。2年が経ち、最近やっと会社を経営する気構えができ、切実に実現させたいと思うようになった。同友会は「人と人との出会いを通した気づきと発見と飛躍の場」。常々勉強しなければと気づかされる。「話が上手なのは技術ではなく、中身なのだ」とか、中にはキズ口に塩を摺込んでくれる人もいるが、いろんな形でアドバイスやお叱りをしてくれる。最近、「社長の器以上に会社は大きくならない」と気ずいた。夢を達成する為には社長の能力が必要。来年度は地区会長を引き受け、同友会と自分自身の器を大きくすることをやっていきたい。
「社長、同友会に行かないの?」
加藤 幸人氏情報通信(株)・社長(第2青同)
1年前、高校時代の友人に「社長就任おめでとう」の嬉しい一言から、同友会に誘われた。『感動を売る』のテーマの勉強会に参加して、感動。「入ってみないとわからない」と言われ入会した。今、第2支部の経営指針研究会にも参加し、日々実践で鍛えられた社長の生の話を間近かに聞き、暖かい指導も受け、大変勉強になっている。また青同の30周年プロジェクトでは多くの仲間ができた。仲間ができ、経営者の実践からの学びがあって、次の日会社へ持って帰って社員に話す。会社が大きくなれば、社員の為にもなる。最初は、社員が営業から戻る前に会合に出かけるのは非常に後ろ髪引かれる思いだった。しかし最近は、社員から「社長、同友会は?」と聞かれるようにもなり、胸を張って同友会の会合にも参加できるようになってきた。同友会で経営を学びながら、人間の素質というか資質を高めて、会社の発展をめざしていきたい。
(記事務局・加藤)
第3支部2月25日
他にはない変な会だけど出あえてよかった

60歳の方を筆頭に幅の広い年齢層の新会員13名が参加。43名の参加者の半数は青同のメンバーで、若い熱気があふれました。新会員が入会の動機、同友会に期待すること、めざす事などを、自ら語っていただきました。決して上手とはいえないスピーチでしたが、一生懸命に想いを語る姿に、思わず「頑張れ」と声をかけたくなった先輩会員も多かったのではないでしょうか。懇親会では年齢の高い会員が「若い人たちの頑張りに、我々も負けていられない」との発言とともに、積極的に名刺交換をされます。若い会員からは「うちの親父と同じくらいの年の人が今から同友会にはいって頑張ろうと言っているなんて凄い!負けとられんがや」との会話が飛びかい、なんともいえない暖かい、前向きな雰囲気が会場をおおいました。オブザーバーの「仲間になる」との発言もあり、まとめに立った第3青同の上根氏の「どこにもない変な会だけど、出あえてよかった」の言葉が、参加者の胸にストンと落ちました。
(記事務局・服部)
第4支部3月3日
自分の位置がわかり芽生えた危機感
今年度、会員増強で目覚しい活躍を見せた第4支部のオリエンテーションが、新会員16名、ゲスト参加者5名を含む57名で開催されました。当日は、山本康弘氏の「同友会で学んで、我が社はどのように変わったか」という会員報告と、副代表理事の鈴木孝典氏による「同友会組織と理念」についての説明が行われました。「オリエンテーション会場での入会手続き」という嬉しい出来事を含め、「年度中に増強目標を達成し、有終の美を飾ろう」と、第4支部の各地区は燃えています。

18歳で社長になって
山本康弘氏(資)岡田屋・社長(南中村地区)
父親の早世し、18歳で社長に就任したが、やる気がまったく無かった。同友会に入会し、例会に出ても中身が理解できず、行くのがつらかった。その反面、周りの経営者との差に愕然となると共に、「このままじゃイカン!」という危機感を持った。役員会や例会の運営を社内会議の手本にすることができた。社内会議の定例化を手始めに、社内報の発行や社員との個人面談の実施など、同友会や周りの会員の方から学んだことの実践が、自分自身も含め、社員の変化を生んでいると自負している。
(記事務局・浅井)