第39回定時総会を開催(4月29日)
「自立」「地域」「歴史」「基本法」を深める
ビジョン実践の第2年度として
愛知中小企業家同友会の第39回定時総会が4月29日の午後、名古屋市中小企業振興会館で開かれ、345名が参加しました。今回の総会では総会議事に続き、「尾張支部」「名古屋支部」の新支部発足総会と4つの分科会、そして懇親パーティが行われました。愛知県産業労働部中小企業金融課課長補佐の杉戸雅典氏より来賓を代表して挨拶をいただいた後の総会議事では、「経過」「情勢と展望」「活動方針」、「決算」「予算」、そして「会計監査」の各提案が行われ、特に予算案と新支部発足に伴う地区と支部の関係等についての質疑応答が行われました。回答を含め、経過報告・情勢と展望・活動方針・決算・会計監査報告・予算を一括承認、その後、新役員の選出が行われました。
方針を深める4つの分科会
昨年に引き続き、総会では議事終了後、ビジョンや活動方針をどう各組織で具体的に活かしていくか4つの分科会が設けられました。第1分科会「自立型企業になって21世紀の日本経済をリードしよう」では、立教大学経済学部の廣江彰教授が、「21世紀の日本では持続的発展の社会が求められ、自立型企業がその主役になる」とその意義を強調。第2分科会「旗印U(地域社会と共に歩む中小企業)の具体的な実践を語り合おう」では、尾張、名古屋、三河の各新支部長が登場し、それぞれの想いを語りました。また第3分科会「会員3000名を展望して!〜愛知同友会38年の歴史と魅力」では4人のパネリストによって、創立から今日にいたるまでの会の歩みが語られ、なぜ「同友会ビジョン」ができてきたのかを深めました。最後の第4分科会「どうなる中小企業〜新たなる挑戦!!」では、昨年に引き続きに報告者に神奈川大学経済学部の大林弘道教授に登場いただき、「新・中小企業基本法」と今後の中小企業について語っていただきました。