第3回理事会報告(7/12)
◆会場愛知県勤労会館
◆参加者二六名/三四名
【討議事項】
議題(1)会員の最近の経営実態について
◎村上情報ネットワーク委員長が五月末景況調査の分析結果を報告。(要点下記)
(1)九八年十一月以来、約二年ぶりに業況判断DI値が浮上。ただし「良い」と答えた企業が増えたのではなく、「悪い」という答えが減ったため、
(2)一般消費は「お金あるが使わない」というように依然冷え込んでいる、
(3)最近の消費動向はIT関連出費(通信費)が増え、モノを買わないのが特徴。
◎理事より各社・各業界の景況情報が発表。
◎鋤柄代表理事のまとめの発言より
(1)半分以上の理事から「勝ち組」という言葉が出された。以前は「勝ち組、負け組という表現はいかがなものか」と言われたが、現在の景況はいよいよ勝ち組と負け組の差がはっきりしてきたし、自社の取引先が勝ち組かどうかも問われている。
(2)こうした状況で会員企業がいかに勝ち組になるか。新商品、新サービス、場合によっては新業態へのチャレンジが今こそ必要。
議題(2)あいち経営フォーラム企画について
◎地区から出された分科会テーマを整理した案を討議した。(以下意見)
☆地域の活性化にはたす企業家の役割を深める分科会を。
☆自立型企業は共感できるが、実践例を出して欲しい。
☆「地域とともに」の実践例を。
☆地域課題では他団体との違いをどう出すかが大切。
☆地区でフォーラムの意義の討議が必要。
◎以上の意見を踏まえ、以下の二点を確認。
(1)各地区からの分科会テーマを七月二十日まで募集する。出された意見をもとに実行委員会で検討し、再度理事会に提案する。
(2)記念講演講師として経済評論家の内橋克人氏に打診する。
【報告・承認事項】
◎四半期会計が報告。
◎徳永政策委員長の委員長と理事の辞任が報告され、了解した。
◎入退会の確認
●入会者一三名
●退会者七名
●現会員数二二二八名
【鋤柄代表理事のまとめ】
※最近の経営実態について理事の皆さんの率直な意見交換が行われた。半年に一回はこのような情報交換を理事会でも行うべきだと実感した。同友会で学んだ事を自社で、また他業界での話を聞き、自分達の業界に生かしていく、理事はこのような実践をして欲しい。聞くだけではダメ。理事の皆さんは会員の手本に、「やっぱり理事は違う」という経営をやって欲しい。
【文責事務局・福島】