真夏の役員研修会を開催名古屋支部8月19日
『てびき』(名古屋支部版)を読みあわせて
全体会と二つの分科会で愛知の活動を発表
盆休み明けの八月十九日、名古屋支部役員研修交流会が開催され、地区会長・副会長・正副支部長の三十五名が参加。七時間半におよぶ討論と交流がおこなわれました。名古屋支部はこの四月に発足し、会員千四百名が十六行政区・二十二地区に所属する巨大支部であることや、各旧支部での同友会理念の解釈や運営方法の違いなど、なかなか支部役員三十六名の足並みがそろいませんでした。そのため、活動の基礎となる「同友会理念」や「九十九同友会ビジョン」、「三位一体の企業づくり」等をあらためて整理し、『支部・地区活動のてびき(名古屋支部版)』(たたき台)を作成しました。今回は特に報告者を設けず、各グループできちっと読みあわせを行い、意見交換をし、内容を深めあいました。
リーダーシップとは「学び、実践する」こと
「同友会理念はやはり素晴らしい、理想的」「理念を全部実践できたら、すごい会社になれる」「あらためて読んで見ると、自社に足りない部分が多く気づかされた」「業績は今一歩だが、同友会で共育や組織運営を学ばなかったら、今の会社は成り立たなかった」などといった意見が交換されていました。そして、同友会で学んだことは必ず会社に持ち帰って実践し、学び・実践の繰り返しと継続、これこそが会や方針を動かしていく原動力であり、リーダーシップ力であることが確認されました。また、いかに理念を地区や会員に浸透させていくか、そこでの地区会長としての悩みも率直に出される一方、ネットワークビジネスのあり方や研究会、そして今後の地域活動についての意見交換もされ、休憩時間を惜しんで討論を三十分延長するグループもありました。懇親会では議論の花が咲き、「やっと名古屋支部役員の一員になれた感じ」「これまでの誤解が解けた」「支部役員会でも、もっと討議がしたい」などの意見が飛び交い、充実した役員研修交流会となりました。