第1期役員研修大学修了式(12月2日)
激動の時代に経営体質の強化を−14名が修了
4月から始まった同友会運動の次世代を担う第一期役員研修大学も半年が過ぎ、全日程を終了、12月2日、中小企業振興会館で修了式が行われ、会役員を含め41名が参加。第1期の受講生23名の内、14名がこの日を迎えました。まずプロジェクトを代表して鈴木副代表理事が「ビジョンを実現していくにはまず同友会運動の仲間づくりが不可欠であり、今後、その仲間と学んだことを実践して欲しい」と挨拶しました。
●企業の枠を超え、連携の輪を広げようBR>
引き続いて中同協の赤石会長による「私と同友会、そこで経営者として学んだもの」と題しての記念講演が行われました。赤石会長は経営者となり、同友会との出会いから、「経営理念とそれを追求していく中で企業の繁栄をいかに持続させるべきかを問い、金融、税制、福祉、教育、環境など社会全般の問題は個人にとっても重要な問題だが、一企業・一個人では解決できない。企業の枠を超え、連帯の輪を広げてこそ解決できる」という点を強調されました。記念講演後、第10講座「同友会はわが社発展のカギであった」を題材に、各チームごとにまとめられた修了論文の発表と修了証授与式が行われました。Aグループはあおみ労務事務所の柴田比呂志氏、Bグループはカネコ産業の小森隆幸氏、Cグループは有人社の和田富夫氏がそれぞれ代表して報告しました。和田氏は「同友会理念を地区の会員と共に手を携え、実現させていく」ことの大切さを、小森氏は「厳しい現在だからこそ同友会での学びが必要であった」と、また柴田氏よりは各自の「自立型企業づくり」への取り組み状況が発表されました。
●同窓会が発足
修了論文発表後、佐々木愛知同友会会長からひとり一人に修了証が手渡され、さらに各グループごとに「大胆に挑戦しま賞」「みんなで卒業したかったで賞」「個性豊かだったで賞」などの特別賞も贈られました。今期から発足する同窓会の会長として羽根田商会の佐藤祐一氏が選ばれた後、参加者全員の記念撮影が行われました。その後、会場を移して懇親会が行われ、半年間にわたる受講の思い出を各自が語りあいました。