シリーズ広報委員登場(第5回)
同友会とピンポンで人間を磨く
川松仁志(株)川松商店(西地区)
●由緒正しいスポーツ
今仕事以外で一番夢中になっているのがテーブルテニス、いわゆる卓球、もっと分かりやすく言えば、ピンポンです。皆さん、卓球と聞いて連想するのが、温泉旅館の遊具施設場とか、ボーリング場の片隅にあって時間を潰す遊具といったものではないでしょうか。しかし、卓球は百年前、イギリス貴族が屋内でもテニスを楽しみたいという事で始めた由緒正しいスポーツなのです。(起源については諸説あるようですが)実はこの記事を書いている間、名古屋で18年ぶりに全日本卓球選手権が行われ、天才卓球少女と言われる12歳の福原愛ちゃんが活躍し、連日新聞やニュースで報道されました。天才、天才と騒がれていますが、彼女の練習量は相当なものです。
●スピードと変化これが卓球の魅力
さて、卓球の魅力はスピードと変化です。打ち出されるボールの速さは、世界のトップクラスのスマッシュでは時速100キロメートルを越えるとも言われています。またラケットにラバーが張られていること、そしてラバーの質の向上にともない、上下左右、自由自在に回転をかけて多種多様に変化する打球が生まれます。お互いにその変化を読まれない様に工夫をします。自分の意に反して打球が変化したり、何度試みても相手の変化球サーブの見極めができない時は、自分の不甲斐なさに苛立ったりもします。
●人生全般にも通じる
しかし、この事が向上心を掻き立てるのです。何度も挑戦しているうちにある時突然、見極められようになり、いっときの達成感を味わうことができるのです。そういった想いを何度も繰り返し、経験し、その積み重ねが実力となってきます。このことは卓球に限らず、スポーツ全般に、また人生全般にも言える事だと思います。この他にも卓球の魅力は色々ありますが…。広報委員にはこんな「卓球バカ」がいると記憶の片隅にでもおいて頂ければ幸いです。