第31回全国研究集会(富山)
21世紀の主役、知恵・技術〜人が輝く中小企業
(3月8・9日)
●加藤理事が分科会で「労使見解」を語る
第31回中小企業問題全国研究集会が3月8〜9日、富山市内で開催され、全国44同友会と中同協より1017名が、愛知同友会からは41名が参加しました。各会場での分科会からスタートした今回の全研では、大きく3つのテーマ((1)「21世紀の経済展望と経営戦略」(2)「21世紀型企業づくりの核心となる経営課題」(3)「21世紀の地域づくり、経営環境づくり、その課題と展望」)に基づき、17の分科会が行われました。第10分科会では愛知同友会の加藤明彦氏(エイベックス(株)社長、理事・名古屋支部幹事長)が、「自立型企業づくりは『労使見解』の全面的な実践」と題して、「労使見解」と三位一体の経営体験報告を行いました。この分科会の参加者からは、「経営者と社員との信頼関係の重要性、『会話』ではなく、お互いの意思の疎通が必要な『対話』が必要だと考えさせられました」との感想が寄せられました。
●来年7月は愛知で!
懇親会では各会場に分散していた参加者が一堂に会し、各県別に設置されたテーブルを囲んで、富山湾の海の幸に舌鼓を打ちました。愛知からの参加者は全国の友人との再会や新しい出あいに顔をほころばせていました。
今年7月の北海道での全国総会、9月の神奈川での青全交の精力的なPRが行われ、愛知の会員は「いよいよ来年7月は愛知で全国総会だ!」との意を強くしました。2日目の記念講演では講師の飴久晴氏(コーセル(株)社長)が「人から出発する企業」と題し講演。「問題解決の視点」「経営者の仕事とは」「人財育成の基本」など、平易な言葉ながらも核心を突く話をされ、「改めて気が付かされた」「今までやってきたことに自信が持てた」など、参加者の共感を呼びました。