尾張地域3つの新地区が誕生!より地域に根ざして
●4月11日知多北部地区
●4月14日稲沢地区
●4月26日豊明地区
尾張支部では、昨年度の活動の一環として、地域への地区づくりに取り組んできました。4月11日に知多北部地区、14日に稲沢地区、そして26日には豊明地区が発足総会を迎えました。
●知多半島に新たなる風を〜大府市長らが参加
知多北部地区は大府市、東海市、知多市、東浦町の3市1町を組織範囲とし、木下勝光準備委員長(福富金属(株)社長)を中心に5名の準備委員が昨年7月から計10回の準備会を開き、15名の会員で発足しました。発足総会当日は代表理事を始め会役員が応援に駆けつけ、来賓をあわせ52名が参加しました。福島大府市長、関大府市商工会会長、間瀬東浦町商工会会長、そして日本福祉大学・知多半島総合研究所の堀内所長の4名が来賓として参加、知多半島北部に新たな同友会ができることや地域経済の発展と中小企業への期待が語られました。「中小企業家自らが自らを高め、自社を繁栄させることが地域社会の発展に新たな風を吹き込むことになる」と、初代地区会長に選ばれた原田晃宏氏(原田酒造(資)社長)は、今後の活動方針を熱く語りました。
●原点に立ちかえり〜稲沢市長も参加
一宮地区に所属していた会員が中心となり、「自分達の住んでいるこの稲沢に同友会をつくろう」と、昨年8月に10名で準備会が立ち上がりました。山田博比古準備委員長((株)山彦・常務、稲沢地区会長)を中心に9回に及ぶ準備会がおこなわれました。「地域に根ざした活動とは」など、改めて同友会理念に立ち返る論議を積み重ね、新生稲沢地区は地区方針でも「同友会の原点に立ちかえる」ことを活動の柱にすえています。発足総会当日は、地元の服部稲沢市長や会役員、一宮地区の会員も多数参加、稲沢地区会員22名をあわせ、77名が参加しました。記念講演には、国府宮のはだか祭で『神男』を務めた永井伸治氏((株)永井水道設備・社長)に「極限の体験が今経営に」と題し、神男の経験と自社経営について語っていただきました。祭り直後に先代社長を亡くし、突然社長業を引き受けなければならなかった時、「死者もでるほどの危険な状態の中での無我夢中の経験が、自分に勇気を与えてくれた」と語られ、参加者に大きな感銘を与えました。昨年3月の「碧南・高浜地区」の発足の時と同様、今回尾張支部の新しい地区づくりでは、支部役員を始めとした役員相互の強い連帯感が感じられました。懇親会では、新地区が無事発足できたことへの役員の喜びが語られ、懇親会が終了しても、なかなか席を立たない光景が印象的でした。