2001年合同入社式(4月2日)
明日を担うフレッシャーズのつどい
2001年の合同入社式が4月2日行われ、35社・98名の新入社員、入社先の社長や人事担当者など、130名が参加しました。先輩社員を代表してエイベックス(株)の田之端豊さんから激励の言葉が、それを受けて新入社員からは(株)山彦の村上隆史さんが「新社会人宣言」を行いました。続いて「中小企業で働く意味〜自立型人間をめざして」と題して鋤柄修氏((株)エステム社長・愛知同友会代表理事)による記念講演が行われ、懇親パーティーではゲームで盛り上がりました。
●弾んだ夜のグループ討論
新入社員実力養成講座(4月3・4日)
1泊2日の日程で「新入社員実力養成講座」が東浦町の「あいち健康プラザ」で開催され、26社・59名の新入社員が参加しました。「学生と社会人との違い、何が期待されているか」などをグループで討論、また挨拶とお辞儀の基本姿勢の習得では、ビデオ撮影された自分の動きを、受講生全員でチェックしました。夜は九時まで経営者を含めたグループ討論で、「プロとは何か」のテーマを深め、翌日はラジオ体操朝礼から始まり、よい仕事をするための基本や、電話対応の実技などを学びあいました。
受講生の感想文より
●合同入社式(4月2日)
会社の期待以上の存在に
犬飼宰さん(シンセイ建設(株))
記念講演で何を学んだかといえば、当日頂いたレジメの内容を学んだのですが…。その内容だけでなく、お話しをしている鋤柄社長の顔を見ていると、毎日が充実している、そんな表情でした。自分の今までしてきたことに誇りと責任を持ち、自分の考えにプライドを持ち、大変生き生きされていました。私も将来そんなふうに年をとっていきたいと思いました。私の今の力では、給料に見合った仕事はできません。しかし、会社は私の将来性をかって、内定を出しました。必ず会社の期待通り、いや期待以上の存在になり、会社だけが育っていくのではなく、自らも共に育っていけるように努力したいと思います。
幅広い分野の勉強が必要
安田伸子さん(カネコ産業(株))
中小企業の特徴についてのお話しが一番印象に残っています。今までは、社長と直接話しができるということくらいしか思いつかなかったけれど、そこから広げて考えれば、意見を言ったり、トップと共に働けるという特徴があると知りました。直接意見を言えるという事は、チャンスも多いと思うので、遠慮することなく、どんどん意見を言っていこうと思います。そのためにも鋤柄社長の言われた「知恵を持つ」ことを普段から心がけていくつもりです。「社会人になったから勉強は終わり」という考えはやめて、今度はもっと広い分野の勉強をしていこうと思いました。
●実力養成講座(4月3・4日 )
まず基礎的なことを
稲垣幸和さん((株)ムービルト)
社会人として責任感を持ち、自主的に発言をする事など、様々な意見を同じ新入社員の皆様方と話し合い、討論をしました。私の中ではまず時間を厳守し、あいさつを恥ずかしがらずにすること、基礎的なことができなければ、何も始まらないだろうという事を、改めて感じました。他の企業の新入社員の皆様方と討論する機会はもうないだろうと思いますので、よい体験ができたと思います。そしてこの2日間の気持ちを忘れずがんばっていこうと思います。
目標は受講生一の成長
富永江里さん((株)ライアス)
研修の2日間では、とても知識を豊富にすることができたと思います。初めてのグループディスカッションでは、みんなそれぞれに意見が違っていて、考えもつかなかったことを知り、ショックを受けました。基本的なことや心構え、人間関係の大切さ、そして丁寧なおじぎと挨拶が身につきました。実践では来客応対や電話応対を学ぶことができ、すぐ実践できるようになれたような気がします。またこの研修に来てたくさんの友達ができ、とても嬉しかったです。次にみんなに会う頃までには、その中でも一番になるくらいに成長するという目標ができました。