三河支部総会(3月24日)
今一度、同友会に入会した目的を考えよう
ようやく春の暖かさも感じられ始めた3月24日、支部総会が刈谷市産業振興センターで開催され、各地区総会も同日開催されたため、長時間の会合にもかかわらず、120名が参加しました。総会議事では活動経過と決算、新年度の支部長と支部役員の推薦や新年度方針、事業計画と予算が報告されました。会活動を支える予算の問題について多くの質問が出されましたが、支部長から「活動の中で納得していただけるような活動をめざしたい」という回答がされ、拍手で承認されました。懇親パーティでは各地区の新会長から地区PRが行われる中、新しい役員を中心に話が進み、新しい世紀に、新しい役員で、新しい何かを感じさせる総会となりました。
●一社でも、負け組みになってはいけない(杉浦新支部長の所信)
2001年、日本経済は回復するどころか益々悪くなって行きます。企業倒産も増加するように思われます。そんな経営環境の中、私達同友会会員は、1社でも負け組みになってはいけないと思っております。今の時代だからこそ同友会活動が必要ではないでしょうか。「99同友会ビジョン」が出された中には、得意技を発揮し、価格決定力を持った自立型企業づくりと地域に根ざした同友会活動が大変重要であるとの方向が明確にされています。規制緩和が進むにつれ、価格競争に歯止めがありません。私達は、この時代に流されることなく、「自社は何の為にあるのか」「地域に対してどのように役立つのか」を考え、独自の技術力・商品力・開発力・サービス力を十分に発揮できるように、ぜひ経営指針を創ろうではありませんか。「99同友会ビジョン」で地域に名乗りを上げた同友会、私達は大変な責任を負うことになったのです。地域の人達から、あの会社の経営者は人望も厚く、会社に対しては人間性豊かな社員が育ち、経営環境が整備された良い会社であると言って頂けるように努力して行かなければなりません。今一度、私達が同友会に入会した目的を考え、頑張って行こうではありませんか。
●具体的活動方針
(1)経営指針の確立と成文化で自立型企業の実現
(2)地域に根ざした同友会活動の具体化
(3)人材(財)の育成「人づくり」
(4)同友会理念に基づく支部の活性化
(5)研究会および部会の推進
(6)同友会活動活性化の推進
(7)後継者育成を踏まえた同友会活動