「新市場創造研究会」発足総会を開催
6月12日 名古屋不二パークホテル
新たな仕事づくりを進める研究会「新市場創造研究会」の発足総会が会員・来賓を合わせ、35名の参加で行われました。当日は中部経済産業局より佐々木課長補佐、末吉企業育成支援室調整係長、愛知県より岩田新産業振興課長補佐、太田主事、福田主査、名古屋市より竹内産業経済課長、神谷産業企画係長、そして大学より中部大学工学部の松原事務長、大同工業大学の甲川リエゾンオフィス主席部員などの皆さんに出席いただき、発足にあたっての祝辞をいただきました。総会議事では研究会発起人の佐藤文昭氏(小倉鋼機(株)社長)より、活動方針が発表されました。
(1)共同受注・共同開発を進めるために、まずお互いが「何ができるか」をしっかり知り合う、
(2)そしてネットワークを活用するためには自らどんどん発信する、
(3)新たなネットワークとして、中小企業支援策や大学の研究成果を自社に活用すべく、積極的にチャレンジすること
などが報告され、満場一致で承認されました。続いて、愛知県の岩田勇二課長補佐より「新規創業、経営革新の中小企業支援策を学ぶ」と題し記念講演が行なわれ、企業の開廃業率の現状に触れながら、新たな事業起しの必要性が語られ、様々な支援策を活用した事例紹介がされました。さらに「とかく開発となると自らの技術に酔う事が多い。市場性を冷静に見極めるためにも、外部のアドバイスを活用して欲しい」との今後の研究会活動への助言もいただきました。今後研究会では、お互いの企業訪問、そして毎月の課題学習会からスタートし、大学や行政とも連携しながら、新たな市場づくりに取り組んでいくことになりました。