どうゆうき


▼昨年の名古屋に次いで、「大都市圏同友会・活動交流会」が8月9日・10日、福岡市で開催されました。東京・大阪・兵庫・広島・福岡と愛知の六つの同友会から32名の代表役員と事務局長が参加し、各県が抱える問題や悩みを基礎に、夏の暑さに負けない熱心な討論を繰り広げました
▼最初の問題提起をした中同協の国吉専務幹事は、自主的に開催されたこの交流会は、「大都市圏同友会」と「大規模同友会」の両方の意味を持っており、(1)会勢の大幅な後退・長期停滞、(2)ドラスチックな時代転換に対応する同友会活動の構築などの共通する危機感を持って集まっていると指摘。また、地元企業の撤退、人間関係の希薄さ、組織嫌い、専門家の入会など、大都市同友会に共通する悩み、役員と事務局の共に育ちあう関係づくり、主体性のある事務局づくりなど、大都市圏に共通する問題点にも触れました
▼愛知からは鋤柄代表理事のほか、鈴木・津田・高岡の3人の副代表理事、福島事務局長の5人が参加。問題提起後のテーマ別グループ討論では「運動の将来方向」「組織のあり方」「リーダーのあり方」「事務局機能」の4つのテーマに分かれ、各県の役員と交流しました。あれから1年、随分積極的に変わった役員もいました
▼今年7月の全国総会方針(札幌)では、2010年全国5万名の会勢を築くことを決議しました。大規模県とか、政令指定都市だからは別として、大都市園の同友会が全国的な運動をリードする役割を自覚しなければならないし、私たち愛知もその1つであるということは間違いありません。

事務局長 福島敏司