シリーズ広報委員登場(第13回)
行動することの難しさ
松田尚敏氏居シ田工業(一宮地区)
「最近、理論ばかり言って」
開業10年目に壁にぶち当たり、知識のなさや世間知らずの自分に腹立ちを覚え、「こんな経営をしていると、そのうちダメになる」と不安を抱き、同友会に入会。未だに知識を吸収し続けています。仲間から多くの情報を貰い、多くの知人をつくり、ビジネスのつながり、そして仲間と一緒に遊ぶ、そんな同友会の活動が自分にとって大きな財産になっています。その反面、知識を吸収しても、行動することの難しさを思い知らされています。最近、社員との会話を聞いていた家内に、「あんた変わったね。最近、理論ばかり言って、おまけによくしゃべる」と言われ、「ドキッ」としました。これでは同友会に入ってマイナス成長です。
参加率が良くなれば会は活性化する
さて入会時から気になる事が一つあります。それは会員の会合への出席率の低さです。イベントごとに実行委員の方の個々に呼び掛けているのを見てみると、気の毒にさえ思えてきます。今年の4月に尾北地区例会で全員参加を合言葉に目標を達成したと聞き、地区同志のきづなを実感、感動しました。一宮地区でも地区発足25周年を迎え、「25周年だよ全員集合」への参加の呼びかけを数カ月前から行っています。今年の広報委員会の活動テーマ「会員の理解と融合」でもこの問題が取り上げられ、「同友Aichi」の紙面に討論の広場コーナーを設け、様々な意見を先に聞こうとしています。参加率を良くすることが会の活性化になり、様々な問題が解決していくと思います。ぜひ、議論への参加をお願いします。