どうゆうき


▼「同友Aichi」が今月300号を迎えました。毎月発行ですから
、25年間発行し続けたことになります。同友会の活動などを会内は当然ながら会外にも広く知らせていくのは、それなりの忍耐と努力のいるものです。10数年前、県総会の時「『同友Aichi』は誰も読んでない。もったいないから止めたらどうか」という質問とも提案ともとれる発言があり、ひどく落胆を感じた記憶が今だ鮮明に残っています
▼「同友Aichi」の発行を担当する広報委員会としては、いかに内容の優れた機関紙であっても、会員の皆さんに読んでいただけなければ、徒労に帰してしまいます。どうしたらより多くの方に読んでいただけるか、これも委員会にとっての重大なテーマの1つでしょう
▼さて年に一度、「全国広報交流会」が開催され、機関紙発行について学んだり、体験交流などが行なわれ、機関紙の記事はこうして書かねばならないということを、実践でも勉強してきました。これも10年以上も前のことですが、香川で全国広報交流会が開かれた時、地元の新聞社の記者の指導で、瀬戸大橋の印象について記事を書く体験をしました。港から船に乗って、あの巨大な瀬戸大橋を下から眺め、それを文章にまとめ上げました。文章の稚拙はもとより、記事としての書き方がより重要視されました
▼最近では会員さんが書く機会も多くなりました。それだけ会員による手づくりの機関紙ということがいえると思います。記事を読みながら、文章を書いておられる姿を想像し、できる限り、今でも多くを読むように勤めております。

会長 佐々木正喜