「合同入社式」(4月1日)「新入社員実力養成講座」(4月2・3日)
新しい息吹きを感じて
36社・105名の新入社員が参加
4月1日、合同入社式が行われ、36社・105名の新入社員と同伴者47名が出席しました。先輩社員からの「激励の言葉」を受け、(株)ライアスの大久保信行さんから新入社員の「社会人宣言」(本紙2面参照)が行われた後、(株)エステムの鋤柄修社長より、「中小企業で働く意味〜自立型人間をめざして」と題した記念講演が行われました。その後の懇親パーティでは新入社員同士がゲームで交流し、お互いの今後の社会人としての健闘を誓い合いました。
少人数で徹底して学ぶ
また4月2日〜3日には「新入社員実力養成講座」が行われ、24社から53名の新入社員が研修を受けました。ビデオ撮影での自己チエック、グループ討論やグループワークを通して、社会人としての基礎的な考え方やマナーを学びました。夜のグループ討論では、経営者も参加し、深夜まで語りあいました。2日目の終了時には各々がこれからの決意を発表し、6カ月後のフォローアップ研修での再会を誓いあいました。
社会は活力のない社会」
新社会人宣言
トップのスキルを迅速にマスターしたい
大久保信行(株)ライアス
景気の厳しい状況は、みなさまも肌で感じておられることと思います。しかし景気が回復しても経済のグローバル化はさらに進み、ひとつの市場に世界中に企業が殺到するようになります。企業間競争はさらに激化し、多くの企業が淘汰されていくでしょう。私たちは自社の総合的な競争力を常に意識し、磨き上げていかねばなりません。特に技術力、コスト競争力、そしてスピードが必要となります。中でもスピードは重要なポイントです。ネットワークを通じて世界中の情報が瞬時に入ってくる現在、世の中の進化は劇的に速くなり、今の1年間は過去の10年間にも相当します。会社の進化、社員の進化もその分速くならねば、時代に取り残されてしまいます。以前ならば新入社員は十年かかって一人前に成長すると言われていましたが、私たちは1年間で一人前になることをめざします。業界競争に勝つために習得すべきことは何か、具体的にどうすれば身につくか、自分の頭で必死に考えて毎日取り組めば、トップのスキルも迅速にマスターできるものと思います。これからは、どんな仕事があっても、全員がプロとしてスキルを身につけ、これを武器に世の中を渡る時代です。私たちもこれまでの学業や人生経験で学んだことを最大限に活かし、毎日、一歩ずつですが進歩をめざします。社会人も毎日が勉強であり、一生が進化していくものだと思います。また健康管理も仕事のうちと考え、努力をしなければならないと思います。心身共に健康を保ち、仕事に社会活動に勤めてまります。