第5回戦略会議(企画室)4月16日
日本経済・地域経済における中小企業運動の役割

大林弘道氏神奈川大学経済学部・教授(中同協・企業環境研究センター委員)

21世紀の始めに際して、同友会運動は新たな歴史的課題に直面しています。4月16日、企画室の「戦略会議」で『中同協30年史』の編纂に携わった大林先生をお招きし、中小企業運動の今日的課題を語っていただきました。なお、大林先生は7月11・12日地元愛知で開催される第34回全国総会・第1分科会「同友会運動の歴史と理念に学ぶ」の報告者を務められます。

●中小企業運動の2つの側面〜抵抗・批判と創造・発展〜

中小企業運動の持つ2つの側面とは

戦後日本経済と中小企業運動

新しい段階に入った経済団体のあり方



●中小企業運動の当面の課題〜中小企業経営と中小企業運動〜

個々の経営努力のみ強調されるが…



「3月危機」は切り抜けたが



構造改革をめぐって政府と国民との乖離



金融システムへの同友会の寄与



●中小企業運動の中期的展望と課題

創業・経営革新の担い手として



経営革新、第2創業そして事業承継



経営環境の改善が今日的な課題に



●中小企業運動と「経営戦略」の策定

90年代以降浸透した経営戦略の必要性



戦略と自立は表裏一体の関係



経営者の自覚を高めてきた同友会



●企業環境が大きく変化していく中で

新法制で大企業の柔軟経営が可能に



協調から競合へ



経営戦略の策定には深い情勢分析が必要



中小企業家は社会に希望を与えよ



【見出しは編集部】