どうゆうき


▼今日もいつものように新聞を開く。昨日で日本チームのサッカー・ワールドカップは終わった。もう1戦勝ってほしかったのに!新聞紙上には日本チームを讃る見出しが躍っていた。「夢と感動をありがとう」「誇りをくれた勇者」「輝きは忘れない」「世界レベルの手ごたえ」「善戦日本、あと一歩」。某社説曰く「選手達は心地よい残像を残してくれた。自立すること。責任を持つこと。団結すること。我慢すること。許しあうこと。感動すること。反省すること」。この言葉は、そのまま同友会に当てはまる
▼サッカーを同友会組織に当てはめてみれば、第一線の突撃隊「フォワード」は地区であろう。攻撃態勢を組み立て「フォワード」である地区に的確なパスを通すこと、状況により攻撃にも積極的に参加する「ミッドフィルダー」は支部であろう。敵の攻撃に身体を張って阻止する「ディフェンス」は理事会であり、「ゴールキーパー」は代表理事というところか!
▼試合は点をとらなければ勝つことはできない。その意味で「フォワード」「ミッドフィルダー」の役割は大きい。すべてのポジションが共通した戦略・戦術で徹底し、各ポジションが役割を果たしてこそ強固なチームと言えよう
▼同友会の戦略・戦術は、「活動の手引き」と「九十九同友会ビジョン」にまとめられている。それぞれ能力のある個人個人に頼りながらも、基本的には「組織戦」である同友会活動に徹底されているかどうか?改めて考査してみる必要がある。我々中小企業の存在をかけた試合に勝利するために。

副代表理事 津田豊造