どうゆうき


▼毎年暮れが近くなりますと、月日の経つのが早く感じられます。今年ももう師走になりました。今年を振り返ってみますと、なんと言っても愛知中小企業家同友会が40年の歴史を刻んだということが、記念すべきことと言えるでしょう。7月11・12日にはその記念行事として中同協の全国総会の開催を担当させていただきました。その際愛知同友会としては、過去最高の会員増強も会員の皆さんの熱意によって実現できることができました。歴史のある同友会で過去最高の会員数を誇ることができたのは、愛知をおいて他にはありません
▼さて近年、愛知同友会の活動は次第に会内はもとより、会外からも注目を浴びるようになりました。その1つである「金融アセスメント法」が今国会の委員会でとりあげられるまでになりましたが、これは愛知同友会の若い人達の勉強会から提案されたものです。そして、その想いが全国の同友会へと広がっていったものです。また今では当たり前のように言われている「経営指針の成文化」も愛知同友会の先輩が全国に先駆けて提唱したものです
▼鋤柄代表理事が中同協幹事長として要請されたのも、このような愛知の長い歴史の中での先見性が認められたとも言えるでしょう。このことは愛知同友会の誇りとすべきものだと考えています。しかし、それは同時に、愛知同友会は一層謙虚に真摯な、そして筋道の通った言動・活動が必要になってきます。来年も不況が続くかも知れませんが、同友会を活用しながら強靭な経営体質づくりに共に邁進しようではありませんか。

会長 佐々木正喜