名古屋支部・第3期経営指針研究会がスタート
オリエンテーションを開催11月5日・19日
名古屋支部主催の「経営指針研究会」がスタートして今年で3期目を迎えます。今期のメンバー募集を兼ねて、11月5日と19日の2日間に渡ってオリエンテーションが開催され、あわせ26名が参加しました。
経営指針のない企業は!(あいさつ)
立木勝義氏(担当副支部長)
私どもの法律事務所も最近の景況を反映して、倒産、廃業などの相談が多いのですが、倒産する経営者には同じような傾向があることに気づきます。それは(1)経営理念がない、(2)経営戦略がない、(3)人が育っていないの3つの「ない」です。人の採用や教育は経営計画に添って行うものですから、結局「理念・方針(戦略)・計画」がないということなのです。同友会では以上を総称して「経営指針」と言っていますが、これがない企業は倒産しやすいということなんです。ぜひ皆さんは、この研究会に参加することによって、経営指針を作成し、どんな時でも発展し続ける企業をめざして下さい。
熱い想いで現在進行中(先輩から)
松澤考宏氏(株)マツザワ瓦店
何が何だか判らないまま期限を区切って、それまでに絶対経営指針をつくり上げるんだと、指針の発表会の日程を先に決めて取り組んだにもかかわらず間にあわず、当日、急きょ『相談会』に切り替えてしまいました。始めは独りよがりで、「やるぞ!」と旗をあげて、ふと振り返ると誰もついて来ていませんでした。その後、社員と共につり上げようと悪戦苦闘しましたが、「今度こそは!」と、12月の決算を前に発表会を行うことになりました。今日の発表レジュメをつくっていると、ある社員が「これも持っていって下さい」と会社案内を準備してくれました。まだ当社でも指針づくりは完成していません。皆さんと共に頑張りたいと思います。
最後にコーディネーターの武沢信行氏((有)プラスアルファ・社長)による講座スケジュールの説明の後、グループ討論が行われ、参加者からそれぞれ自社の問題や研究会に対する期待が語られ、いよいよ第3期研究会のスタートとなりました。