こぼれ話
障害者問題委員長小学校でマラソンコーチに
田中誠氏(有)進工舎
2月のある日、25年間走り続けている田中氏のことを耳にした先生から、「マラソンを教えて下さい」との依頼があり、鶴舞小学校に招かれました。「小学校は1人で全教科をみますが、体育が苦手な自分の指導では子供たちがかわいそうで、しっかりした走り方を身につけさせたい」という理由からの依頼です。田中氏は照れながら、6年生のあるクラスで34名の生徒を前に、毎日欠かさず走っていることを語りました。その後、グランドに出て実地を行いました。後日、生徒たちから「マラソンが好きになりました」「これから走るようにして、町で車椅子の人に出会ったら押してあげて元気にしてあげたいです」との感想文が届き、田中氏は思わず目頭が熱くなったそうです。
(記事務局・服部)