地域に根ざして県下42番目の地区
西春日井地区が発足3月20日
3月20日、愛知同友会の42番目の地区として、西春日井郡の7町を組織範囲とする「西春日井地区」が発足しました。折りしも、イラク戦争の開始と重なり、会員にとっても忘れられない日となりました。昨年6月、名古屋支部と尾張支部、そして名西地区の3つの組織で協議し、竹田裕一氏((株)竹田製作所・稲沢地区)を委員長とする新地区準備会を6名で発足して以来、9カ月にわたり準備が進められてきました。今年1月には第1回準備会として、「名古屋市との合併を進める会」代表の木村繁氏(西枇杷島町)を講師に招き、西春日井郡7町での合併も含めて、将来ビジョンへの展望と課題を学習しました。
「小さく生んで大きく育てる」
2月例会では「99同友会ビジョン」の学習会を行い、ビジョンを盛り込んだ地区方針づくりをめざし、今回の三月例会を発足総会として、竹田新地区会長以下六名の役員が選出され、地区方針が発表されました。当日は三河支部長の杉浦三代枝氏(スギ製菓(株))から「企業発展のカギは地域密着の経営」と題しての記念講演が行われ、改めて「99同友会ビジョン」の掲げる「地域社会と共に歩む」ことの大切さを学びました。会外から参加した地元清洲町の経営者も当日入会され、9名での発足となりました。西春日井地区は、「小さく生んで大きく育てる」を合言葉に、今年度中に20名の会勢をめざしています。該当する地域のお知り合いの経営者をぜひご紹介下さい。
●地域密着経営は企業発展の鍵
1年間の準備期間を経て、3月20日、西春日井地区の発足総会が行われました。各地区の温かい応援やアドバイスに支えられながら、様々な課題を乗り越え、この日を迎えた8人のメンバーにとっては、ピカピカの一年生の心境でした。どのような地区にしていくのか、何をこれからの課題とするべきなのか、そんな山積する課題の中からメンバーが選択したのは、「99同友会ビジョンを実践していこう」でした。その想いにぴったりの三河支部支部長の杉浦三代枝氏(スギ製菓・社長)の記念講演。訥々と話される氏の講演は、50名以上の参加者の胸にじっくりと染みていき、感動的な総会にすることができました。また懇親会では、西春日井地区への熱いエールを多数いただき、準備期間を頑張ってきて本当に良かったと一同大変感謝しております。