●名古屋支部4月11日
各社の存在意義が問われる時代〜指針成文化と「学び方を学ぶ」例会を
4つの重点を確認
4月11日に行われた名古屋支部総会には120名が参加し、企業の存在意義が問われる時代という認識の下、経営指針の成文化と経営戦略の見直しの重要性、そして「学び方を学ぶ」例会づくりの大切さを確認しあいました。加藤明彦支部長より新年度の活動方針として、(1)「あいち経営フォーラム」に全地区で取り組む、(2)すべての会員が経営指針を成文化する、(3)名古屋支部1700名を実現する、(4)中同協三大行事へ積極的に参加する、以上が提案され、承認されました。
地区活性化に向けて地区会長がパネル
総会議事終了後、2002年度の地区会長四名により「地区例会づくり」「会員増強」をテーマにしたパネル討論が行われました。「例会づくり」では、まず「何を学びたいのか」という目的を明確にできるよう十分な準備を行うこと、そして経営者の実践(体験報告)から学び、お互いの「学びの違いを学びあえる」グループ討論を取り入れていることなどが報告されました。「会員増強」では、トップである地区会長が、「なぜ会員増強するのか」「どんな地区にしたいか」など、増強の意義や目的、将来像を繰り返し役員に語り込むことの大切さ、また「増やし方」(増強方法)では、増強委員をはじめ役員全員で進捗状況をチェックすることの大切さなどが、異口同音にパネリストから語られました。最後に、「今総会でも企業経営に活かせる学びがたくさんあった。日頃の活動をつねに経営に活かすよう、取り組んで欲しい」とのまとめで閉会となりました。
●尾張支部3月8日
今年は春日井市「定光寺」で開催〜春日井市議会の議長も来賓に
尾張支部では「各地域への理解を深め、その地域の特色を盛り込んだ支部総会を」の方針に基づいて、各地区持ち回りで支部総会を開催しています。今年度は、尾張地域で名古屋市に次ぐ第2位の人口を擁する中核都市・春日井市での開催となりした。風情あふれる「国定公園・定光寺」にある老舗旅館「千歳樓」に124名が参加しました。総会の冒頭、来賓の春日井市長の鵜飼一郎氏(代読)と春日井市議会議長の長縄代蔵氏のお二方から、春日井市の紹介を兼ねて挨拶を頂きました。
地区活動の教訓を支部全体に
今年度の目玉は、前年度の活躍が目覚しかった地区の会長による活動報告でした。稲沢地区の森健次会長からは「増強への取り組み」、尾北地区の大島良和前会長からは「同友会第3の目的・経営環境改善への取り組み」、尾張南青同の高橋丈晴前会長からは「会員報告主体の地区例会づくり」について、報告して頂きました。懇親会では、地元の中部大学・研究センターの松原教雄氏の挨拶の後、42番目の地区として発足する「西春日井地区」の竹田裕一会長により乾杯が行われ、エレキバンドの生演奏が流れる中、千歳樓自慢の料理に舌鼓を打ちました。
●三河支部3月29日
原点に戻って「99同友ビジョン」実践
3月29日に行われた支部総会には、昨年を上回る140名が参加、「原点に戻り、99同友会ビジョンに取り組む」や「日常的な増強」などの新年度方針が確認されました。3年目迎えた杉浦三代枝支部長からは、「厳しい経営環境の中でこそ、『99同友会ビジョン』の実現を自社でめざすことが大切。経営課題を明確にして、地区では会員のためになるような活動や勉強をしよう」と参加者に語りかけました。総会の後半では各地区会長による今年にかける想いと、地区会員の紹介が行われました。また懇親会では、舞踏集団「北斗」の踊りを堪能、交流を深めました。
●活動の重点(概要)
(1)東三河設立プロジェクトへの支援や地区例会の充実による会員増強
(2)経営課題を中心とした支部・地区例会づくり
(3)経営指針の成文化と研究会の実施
(4)同友会理念を学ぶことを中心にした役員の育成
(5)地域に根ざした一層の活動推進