第42回定時総会を開催(4月24日)
メルパルクNAGOYAにて
「生かそう同友会理念を!人づくり、企業づくり、地域づくりに」
3000名実現の年に
第42回定時総会が4月24日午後にメルパルクNAGOYAで開催され、約400名が参加しました。総会では40周年事業である昨年7月の全国総会の活動成果を踏まえ、新年度の重点方針である3000名会員達成のための増強推進本部の新設や経営支援のセンター設置などの方針が採択されました。当日は愛知県産業労働部中小企業金融課の伊藤憲保主幹と、名古屋市市民経済局産業部産業経済課の安井孝治課長のお二人より来賓の挨拶をいただいた後、議事に入りました。「経過」「情勢と展望」「活動方針」、「決算」「予算」そして「会計監査」の各提案が行われた後、今後の活動についての質疑応答が行われ、回答を含め、経過報告・情勢と展望・活動方針・決算・会計監査報告・予算を一括承認されました。その後、新役員の選出が行われました。
5つの分科会で総会方針を深める
また議事に先立ち行われた分科会では、経営指針づくりや人材育成、金融環境、組織活動強化、地域振興と市場づくりなど5のテーマの分科会が行われ、ビジョンの共有や社員教育の重要性、高信頼地域社会づくりなどを学び深めました。また懇親パーティーでは、分科会報告者としてお招きした千葉同友会副代表理事の笹原繁司氏と東京同友会代表理事の井上弘氏のあいさつと今回の感想などが述べられました。締めくくりとして、愛知同友会3000現へ向けての各役員の決意表明と熱い呼びかけのアピールが行われ、参加者からの大きな拍手で閉会しました。





総会議案を深めた分科会(テーマと報告者)
☆第1分科会「人はお金だけで仕事をしている!私がそう思い、仕事をさせていた時、悩みは尽きなかった」●笹原繁司氏/綜合パトロール(株)社長(千葉同友会副代表理事)
☆第2分科会「明文化しなければ判らない!〜信頼をもとに全員参加の経営」
●井上弘氏/(株)エアコンサービス会長(東京同友会代表理事)
☆第3分科会「中小企業と金融機関、地域社会での共存・共栄をめざして」
●山口義行氏/立教大学経済学部教授
●佐々木正喜氏/オネストン(株)社長
●平松修氏/百五銀行名古屋支社長
☆第4分科会「役員が学び実践することで、地区が活性化」
●大島良和氏/協栄産業(株)社長
●佐藤文昭氏/小倉鋼機(株)社長
●内田信也氏/(株)大進興業社長
☆第5分科会「地域づくりは人づくり、仕事づくり、顔の見える関係づくり」
●瓜田靖氏/中同協政策担当事務局
第42回定時総会議事報告
◆日時03年4月24日
◆会場メルパルクNAGOYA
◆議事出席336名
◎議長選出の経過
定刻に至り、司会岡地耕治が開会を宣言し、議長選出の方法を諮ったところ、司会者一任の声があり、指名による鳥越豊が満場一致をもって選出された。議長は、(1)〜(5)号議案について鋤柄修に報告をなさしめた。鋤柄修は議案書に基づき一括報告を行なった。
(1)2002年度の活動経過・今年度の特徴点・40周年を次の時代へのステップとして取り組む・ビジョン「2つの旗印」を更に実践・同友会の歴史や理念を学び「語り部」を増やす・具体的な諸活動の推進・21世紀に飛躍する同友会をめざす事務局体制を推進
(2)2003年度情勢と展望・同友会(愛知、中同協)の景況調査に見る最近の景気動向・21世紀に入り2年が経過して・小泉内閣の誕生(01年4月)2年を経て・中小企業の時代を迎えるために
(3)2003年度活動方針案・「秋の経営フォーラム」は経営の危機突破大会・ビジョン「2つの旗印」を更に高く掲げましょう・良い経営者になる近道は同友会の役員として活動すること・40周年の締めくくり、同友会ビジョンの締めくくりとして3000名の同友会をめざす・21世紀に飛躍する同友会をめざす事務局体制
(4)2002年度の決算報告
(5)2003年度予算案
(6)会計監査報告議長は、会計監査大野伸幸に会計監査報告をなさしめた。大野伸幸は監査の結果、諸記帳簿、証票を監査したところ正確妥当なものと認めたと報告した。
◎議長は、(1)〜(6)号議案につき議場に諮ったところ質疑はなく、改めて(1)〜(6)号議案を諮ったところ、満場一致で承認された。
(7)理事・会計監査任期満了につき改選の件議長は役員選考委員長の福谷正男に理事・会計監査の選考について説明をなさしめた。福谷正男は選考委員会より推薦された理事・会計監査の候補を説明した。
◎議長は、(7)号議案につき議場に諮ったところ、満場一致で承認された。
(8)会代表役員等選出の件議長は役員選考委員長福谷正男に2003年度の会代表等選出について、経過の報告と提案をなさしめた。
◎議長は、会長、副会長、名誉会員の選出を議場に諮ったところ、満場一致で承認された。
◎以上をもって第42回総会の全議案の審議を終了、議長を解任し閉会した。
【書記 事務局・政廣】
3000名に向けて、今年が本番目標は立った、あとは行動のみ平沼辰雄株)リバイブ(3000強委員長・副代表理事)
同友会活動に自信を
私の顔を見たら、3000名を思い出してください。今年はいつもの年とは違います。名称も今までの「増強本部」から、「3000名推進増強本部」と「3000名」が頭につきました。組織を挙げて、やり遂げる年です。増強の基本は、自分自身が同友会活動に自信を持つことです。そして入会して欲しい人をピックアップし、同友会が学ぶ会であることや、「入会して欲しい」という自分の想いを伝えることです。中小企業経営者は「いい会だ!」と思えば必ず入会します。
11月を秒読みの月に
今年は3つの支部の強力なバックアップがあります。6月は尾張・名古屋・三河(東三河支部準備会)のいずれの支部でも「増強講演会」が開催されます。まずこれらを成功させてください。地区では、増強をテーマにした会合を早急に行ってください。6月が第1回目の盛り上がりです。9〜10月は『増強推進月間』とし、10月17日の「第5回あいち経営フォーラム」を中心に一気に増強を進めます。11月には3000名会員達成までのカウントダウンを始めたいと思います。新会員のフォローでは、毎月どこかの支部で「新会員オリエンテーション」を開催します。新会員は支部を越えて、どのオリエンテーションにも参加できるようにしており、フォローは万全です。目標は立った、あとは行動のみです。