中国での経済交流を情報交換
中国との経済交流が活発になる中で、同友会の枠を超えた会員同士の情報交換の場として、同友会の全国レベルで、「上海倶楽部」設立が呼びかけられています。愛知同友会からは、山田正平氏((株)飛球商会、西地区)と加藤洪太郎氏(名古屋第一法律事務所弁護士、瀬戸地区)のお二人が、岐阜同友会からは小島正憲氏((株)小島衣料)が呼び掛け人に、東京同友会代表理事の(株)エアコンサービスの井上弘氏が代表となっています。5月12・13日、準備会主催で、「SARS問題」緊急講演会が開催され、約100名が参加しました。講師は小島正憲氏とコンサルタント会社伯楽インスティチュートの斎藤邦泰氏でした。小島氏は「SARS問題は戦略の問題ではなく、戦術の問題。経営者の危機管理能力が問われている」とし、「外来者の工場敷地内立ち入りを基本的に禁止」「毎朝全社員体温測定」など、傘下1万人の同社・中国合弁工場の「SARS対策」などを、緊張高まる現場の様子を交えながら報告しました。
●『中小企業家同友会上海倶楽部設立の呼びかけ』については「中小企業家しんぶん」(5月25日号四面)に詳細が出ていますので、ご参照ください。