「IT経営戦略研究会」が発足
上村孝樹氏(日経アドバンテージ編集長)を招いてオリエンテーション
名古屋支部7月5日
中小企業の競争優位を創るIT戦略
中小企業にとって今、ITを経営戦略に取り入れなくては生き残れないという認識の下、中小企業で即効性のあるIT活用を研究する場として「IT経営戦略研究会」を立ち上げました。7月5日のオリエンテーションには70名が参加しました。基調講演では日経アドバンテージ編集長の上村孝樹氏より、「中小企業の競争優位を創るIT戦略〜ミニ大企業からの脱却」と題し、現在の経済環境に最適なビジネスモデルを創造できる中小企業ゆえの可能性について語っていただきました。
道具としてのITやビジネスモデル研究
この数年間、インターネットをはじめ、IT技術革新とそのインフラ整備・拡充により、社会経済環境が激変しています。「人・物・金」という経営資源を最大活用する上でデータを収集・選別し、「情報」として加工・活用するスピード、そして取引先や顧客からの利便性が企業競争力の大きな要素となっています。(1)会員の中から専門的なITの見識のある会員企業とIT導入のニーズがある一般会員企業との相互交流を行う、(2)中小企業における経営効率促進、売上拡大、利益構造改革、生産性向上など、あらゆる分野での「道具としてのIT」や「ITビジネスモデル」を研究する場として、この研究会が発足しました。現在50名程の参加希望ををいただき、今後の具体的な活動について基本線は準備しています。さらにメンバーの困り事や課題などを可能な限り取り上げ、現実的な解決策を研究していきます。参加希望者は事務局までご連絡ください。
(有)アシスト藤原公博
●この研究会で事前にとったアンケート結果(回答136社)の一部を紹介させていただきます。(編集部)