
天津から代表団を迎えて
中小企業家同士の国際的ネットワークを4月14・15日

4月13日から1週間の日程で天津市の代表団が来日、14日には「歓迎交流の集い」が会員等70名が参加して行われ、翌15日には「友好団体交流協定」の調印式が行われました。
昨年4月の代表団来日に続くもので、今回は天津市経済委員会・副主任の劉志満氏を団長に、天津市企業連合会/天津市企業家協会の副会長兼秘書長の劉遠征氏など7名が、日本でモノづくりの中心地と言われる中部圏の中小企業と開発力・技術力等の交流を求めて来日したものです。

経営理念を学びたい
調印式で、劉遠征氏は「品質管理などを含め、日本の中小企業の経営理念や技術を取り入れたい」と語りました。また三重同友会の宮崎代表理事は、「中小企業は下請け関係から海外に拠点を設けざるをえない動きが強いが、今回の取り組みは日本の中小企業にとって自分の意志で、自己責任で出ていくという画期的な条件を創ったことになる」との感想を述ました。
●天津市企業連合会と天津市企業家協会
天津市の企業数は約20万社で、天津市企業連合会は企業単位の参加団体で3000社が加盟、うち8割が中小企業。またこの連合会に所属する企業の経営者の集まりが企業家協会。

