「あいち経営フォーラム」実行委員会―見聞録
10月19日、参加しないと損
74名が実行委員に
「第6回あいち経営フォーラム」は今年10月19日に開催される。6月2日の第2回実行委員会では、分科会のテーマを絞り込んだ。実行委員の構成は、昨年から引き続きの役員や各地区、委員会などから選出された会員である。地区からあがった数多くの「経営課題」から分科会のテーマになりうるかどうか真剣に討議され、経営指針、人、研究開発、マーケティング、お金、地域、情報の八つに分かれて討論が進んだ。私は「お金」のグループに参加し、「成果主義賃金」と「地域金融機関とのつきあい方」の2つのテーマで、たっぷり約90分議論した。日頃、抱えている問題点を考えながら、他人の意見を聞く。そして自らの意見を出しながら(自社の問題点を自分の頭の中で整理しながら)、解決策を探っていく。私にとって大切な90分となった。
経営者の「学び」とは
「経営フォーラム」はたった1日。しかし、準備には多くの会員がエネルギーを使い、多大な時間と労力をかける。しかし、たった1日のために費やされるこの時間こそが、参加者の財産であるように思える。自社の抱えている経営課題の個別具体的なテーマを、同じ経営者同士が話し合いまとめていく過程こそが「学び」であり、「経営実践」のスタートと思うからだ。だからこそ、昨年の実行委員会の役員がそのまま残り、数多くの地区から委員が参加して、このように熱い討議ができるのだと思う。フォーラムで得られることは実行委員が一番多いと思うが、果実は私たち会員も数多く得られると確信する。会員は10月19日、参加しなければ損。
加藤昌之(広報部長)