女性部会6月18日
三井食品工業(株)「みついの漬物」工場見学
今例会は会員11名とゲスト4名の参加で、三井食品工業(一宮地区会員)の工場見学を行いました。「おいしさを訪ねて」という会社PRビデオを観た後、鳥越工場長の案内で工場を見学させていただきました。時代の流れとともに日本人の食生活や嗜好も変化し、かつて保存食であった漬物が、健康食品として見直されてくる中、漬物に対するニーズも多様化しています。三井食品は常に「ベストクオリティ」を追及。漬物にかける「情熱」と「真心」を創業以来、80年間一貫して守り続けています。ISOも導入され、1つ1つが手作りで、朝の受注に応じて必要な分だけ製品冷蔵庫から取り出し包装し、夕方の出荷に間に合わせるなど、「おふくろの味」も追求しています。見学後の「おいしさへの挑戦」というテーマの「なさらシリーズ」のお話は、参加者の漬物に対する固定概念を大きく覆すものになりました。漬物はどんな野菜でもおいしく、ミネラル分が豊富に、生で摂取するより多く食物ファイバーがとれます。また、噛む力が育成され、あごの強化につながるなど、良いことづくめなことに驚きました。参加者からは「私は高血圧なので塩分を取ってはだめだと思い、大好きな漬物を控えていましたが、今日の説明を聞いて安心して食べても良いと分かりました」「今日からはサラダ代わりに漬物を食べたいです」などの感想が出されていました。参加者一人ひとりが経営者と消費者の2つの視点から大いに学べたと思います。
(有)ソフィア企画 石塚 智子