広報部7月23日
同友会を広く、深く〜対外広報と「あいどる」〜
中小企業の生きた情報を
舟越信三氏(報道部長)
広報一筋に17年
舟越氏は同友会に入会し、すぐに広報委員になりました。理由は会合終了後、「飲めるから」で、最初は委員会で何をやっているか理解できなかったそうです。しかし広報委員長をあわせて委員を6年、その後、報道部長を11年間務められています。広報部員は自分の地区の事を他の地区に伝え、他地区の良い部分を自地区に活かす役割があるので、地区役員であって欲しいと言います。また取材を通して相手方企業の内容を知ることで、自社にも活かしていけるので、積極的に取材活動を行って欲しいとも語られます。
「旬の情報」を的確に
最近、愛知同友会のマスコミへの登場度がとみに増えています。そのきっかけは、6年前の銀行の「貸し渋り、貸し剥がし」が問題になったことです。愛知同友会の実態調査アンケートの結果が国会で取り上げられるなど、大きな反響を呼んだからです。同友会はひもつきでもなく、自主的な団体であり、だからこそ中小企業家の生きた情報を発信することができ、蓄積することで、今後の展開が楽しみだと言います。最近では、鋤柄代表理事がNHK「日曜討論」に出演したり、佐々木会長もマスコミからひんぱんに取材をされる様になり、ますます同友会の認識度が上がっています。政府の経済政策や参議院選挙、今回のUFJ問題など、その節々でマスコミから中小企業を代表して、意見を求められる様にもなっています。今後の課題としては、「旬の情報」を的確に出す事ができるようになる為にも、しっかり地区活動をしていただきたいと締めくくられました。
「あいどる」とは?
内輪博之氏(事務局次長)
まず「あいどる」とは「Aichi_Douyukai_On_Line」の略、「AiDOl」であり、決して「idol」(アイドル)ではないとの話から始まりました。ややウケ。会社でも同様に、「トップから率先垂範」していこうという事で、「あいどる」は一昨年12月の理事会から利用が始まり、より使いやすいシステムへの手直しを行いながら、現在では会内約170の組織で活用されていると言います。しかし、地区ごとで活用頻度がまだバラバラなのが問題であり、インターネットを活用できない環境にいる方もいる中、会員の皆さんの協力と配慮、連帯の精神で「あいどる」を活用して欲しいとのことです。また進化し続ける「あいどる」でありたいとも語ります。最後に、「あいどる」やメールはあくまでも道具(ツール)であり、同友会で一番大切な事は、「ひざをつきあわすこと」(Face to Face)であり、この点を忘れないで欲しいとのことでした。
広報部員 厚地マサヒコ(尾張北青同)