どうゆうき

▼8月23〜24日と東京で開催された「全国組織問題交流会」に参加し、「あいどる」「Ainet」といった愛知同友会での情報化の取り組みや今後について、事務局の内輪さんと私で事例報告を行いました。なおこの交流会の模様は「中小企業家しんぶん」(9月15日号)をご覧下さい
▼さて地区でも来期の役員選考の時期となりました。交流会での赤石中同協会長の話を紹介します。「同友会役員の条件」として氏は以下の7点を挙げられています。(1)同友会理念に基づく経営指針の確立、(2)『労使見解』の精神を生かした企業経営、(3)会活動と企業経営を車の両輪として体得、(4)同友会理念を自分の言葉で語る、(5)理念を良く学び他の会員と切磋琢磨する、(6)会と企業の双方の後継者づくりに真剣に取り組む、(7)対外的に同友会理念を広げる役割を果たしている
▼さらに赤石会長は、同友会のすべての活動が、このような人達が数多く育つ学びの場にならなければならないとし、このような企業(企業家)が、「地域経済の発展の担い手」として活躍することが、同友会自身の発展に繋がっていくと指摘されました。例会での遊び半分の企画や目新しいものだけを追いかける企画は排除されるべきであり、原則に徹する必要が今だからこそ求められているとも語られました
▼初めて組織問題交流会に参加し、あらためて同友会の凄さや役員の責任の重さを実感し、私自身が後継者づくりの当事者であることに気づかされました。来期役員選考にあたり、赤石会長の指摘を一度味わっていただけることを期待したいと思います。

報道部長 舟越信三